台南
2021年01月23日
雑記帳(2021/01/23)
「台南の風に吹かれて」は、書きためてあったのを一部修正して載せてみました。俺ってね、金的ばっか書いているわけではないんでね。俺は好きなんだけど、こういうのってアクセス数伸びないんだよね。コメントが付くのも金的ばっかだし。まあ、長々と書いたBとCもそろそろ終わります。ってCは公開していなかった。出しておきますかね。あと、できれば思いっきりファンタジーみたいなものも書いてみたいんだけど、なかなかイメージが湧かなくて。小説をオマージュしてもいいかなって思ってるんだけど、著作権に引っかかってもなんだし。ま、考え中です。ま、何かね、バディとかもそうだけど、エロ小説って途中で何だこれってなるんだよね。文体とか言い方で冷めちゃうってのがある。なかなか難しいものなんですよ、皆さん。勝手に書いて載せているだけなんでいいんだけど。
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toppoi01 at 15:45|Permalink│Comments(0)
2021年01月12日
台南の風に吹かれて(10)
俺の方が先に起きた。俺を抱き枕のように抱きしめて寝ている。裸のまま、治文のモノが俺のケツに引っ付いている。昨日の余韻だね。寝顔すらカッコいい。隙が全然ないや。口元が寝ていてもキリッとしている。唇を触ると何やら寝言を言ったよ。そんなことより、昨日はシャワー浴びないまま疲れて寝てしまったから、浴びてこないと。俺なんて欠点ばっかりで少しもいいところがないからな。シャワー室を出ると、もう治文は起きていてパソコンでカタカタ何か打っている。
「おはよう、治文。何しているの?」
「おはよう、健一。日記を書いているよ。」
「へえ、えらいね。」
「僕たちのことを忘れないように。」
絶対忘れないよ、治文、俺はね。死んでも忘れないと思うわ。・・中国語で、俺が枕に涎を垂らしたと書いてある。完全に恨み言じゃないか。日本人だから分からないと思っているんだろうけれど、何となくは分かるんだから。ビキニのままパソコン・・エロい。そんな格好でパソコン打ったりする?恥ずかしながら、朝から元気になってしまった。と、パタンとパソコンを閉じて、俺の棒を軽く握ると、
「シャワー、浴びるね。」
とタオルを持って行ってしまった。・・あの、更に猛々しく行き場をなくした俺のこの棒はどうしてくれる??
短かった台南の旅、というか台南の短い生活も今日で最後。不思議だわ。治文は全身静脈が流れているんじゃないかってくらい淡々と落ち着いていて、笑顔なんて殆ど見せない。この暑い台南の中で、秋を感じさせる風に当たっているかのような、こういう冷菜のような愛の形もあるんだなってね。帰り際、携帯を見せられた。日本語・・北欧のフリマ?が何?で、中国語で何か言っているけれど、よく分からない。聞き返すと、どうやら「下北沢」を中国語読みしているらしい。それが何か?
「この日、東京に行く。」
え、もしかして、東京で北欧グッズのフリマに行くってこと?俺の両手首を掴むと、いきなり口に軽くキスをして、
「一緒に。」
と言って、こちらを振り替えずに先に歩き出した。照れるね。こんなことされたことない。顔、絶対赤くなっている。携帯もう一遍見せてよ。その日、休暇の申請出さないといけないからさ。
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toppoi01 at 08:30|Permalink│Comments(0)
2021年01月10日
台南の風に吹かれて(9)
出てくると・・美しい。濡れた髪といい、その髪を拭く姿といい、無駄のない均整の取れたカラダといい、バランスの取れたスタイルといい、神の領域じゃない?あれ、ビキニ?ビキニだったっけ?で、もうベッドに入っている。
「寝ないの?」
いや、いや、俺、歯を磨かないと。慌てて磨く。でも念入りに。で、布団に・・寝息が聞こえる。そうだよね。そりゃそうだわ。俺の考えすぎ。疲れているしさ。こっち向きで腕を枕の上に伸ばして寝ている。そっと音を立てないようにしてベッドに入ると、急にガッて抱きしめられた。で、足も絡めてきて顔と顔が猛接近。口・・イケメンって本当にうっとりととろけるようなキスをするのね。俺でさえギリギリの狭いベッドで、そしてこんなに小さな小さな空間で、モデルみたいに抜群のスタイルをした治文とこうして異国で抱き合っているなんて、夢のようだ。裸・・、いや、そういやビキニ履いているんだった。手で探る。腹筋がモコモコしている。直で触るとちょっと湿っている。その下、・・何かビキニから固くて熱いモノが出ちゃっている。布団の中でモゾモゾしている場合ではないや。タオルケットのような薄い布団をはぎ取るけれど、ほとんど見えない。間接照明とかないから、窓から差しこむ月の明かりが頼り。でも、窓も小さいから全然明かりが入ってこない。まあ、いいや。そのビキニの下で窮屈そうにしている固いモノを握りながら、いつまでもいつまでもキスを交わしていた。
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toppoi01 at 09:00|Permalink│Comments(0)
2020年12月26日
台南の風に吹かれて(3)
治文は日本語が多少できる。文藻外語大学で日本語を専攻したんだって。だとしたら、もう少しできてもいい感じもするけれど。顔がカッコいいのはそうなんだけれどクールというか、月の光がよく似合うような、言うなれば黙っていてもいい男って感じ。チェックアウトを済ませてホテルで待ち合わせた。だって朝一緒に食べようって言うからさ。朝とか学生の街だから近くにいくらでも食べるところあるのに、わざわざバイクでシャレたパンケーキの店とか行って食べるんだけど、・・俺、日本人だからパンケーキよりも豆漿に粥とか油条食べたいんだけどね。ま、いいや。風に吹かれてバイクに乗るときが一番幸せ。メットを借りて後ろに乗る。日本だとバイクにそもそも乗る機会がないじゃない?まして、後ろなんてね、どう乗ったらいいのっていうより、人前でこんな密着しちゃっていいのかね?治文の腰に手を回して台南の街を走る。台湾ってバイクやたら走っていて、2人乗りもいるけど・・皆こんなラブラブみたいな乗り方してないや。水泳が趣味だけあって広い背中でね。腹に手を回したら、ま、もうコリコリした腹筋がすごい。どのパーツを触ってみてもコリコリしている。これって何パックの腹筋なの??バイクに乗っている間はずっとその腹筋のコリコリ具合をいじってるんで、何か朝食なんかどうでもよくて、ずっと乗っていたいって気分になるんだよね。鼻血出そう。信号待ちしているときに、ふと振り向いて手を握ってきたりすると、俺も年甲斐もなく顔が赤くなる。流し目というか横顔がきれいなんだよね。
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toppoi01 at 08:30|Permalink│Comments(0)