モコモコ
2021年01月10日
台南の風に吹かれて(9)
出てくると・・美しい。濡れた髪といい、その髪を拭く姿といい、無駄のない均整の取れたカラダといい、バランスの取れたスタイルといい、神の領域じゃない?あれ、ビキニ?ビキニだったっけ?で、もうベッドに入っている。
「寝ないの?」
いや、いや、俺、歯を磨かないと。慌てて磨く。でも念入りに。で、布団に・・寝息が聞こえる。そうだよね。そりゃそうだわ。俺の考えすぎ。疲れているしさ。こっち向きで腕を枕の上に伸ばして寝ている。そっと音を立てないようにしてベッドに入ると、急にガッて抱きしめられた。で、足も絡めてきて顔と顔が猛接近。口・・イケメンって本当にうっとりととろけるようなキスをするのね。俺でさえギリギリの狭いベッドで、そしてこんなに小さな小さな空間で、モデルみたいに抜群のスタイルをした治文とこうして異国で抱き合っているなんて、夢のようだ。裸・・、いや、そういやビキニ履いているんだった。手で探る。腹筋がモコモコしている。直で触るとちょっと湿っている。その下、・・何かビキニから固くて熱いモノが出ちゃっている。布団の中でモゾモゾしている場合ではないや。タオルケットのような薄い布団をはぎ取るけれど、ほとんど見えない。間接照明とかないから、窓から差しこむ月の明かりが頼り。でも、窓も小さいから全然明かりが入ってこない。まあ、いいや。そのビキニの下で窮屈そうにしている固いモノを握りながら、いつまでもいつまでもキスを交わしていた。
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toppoi01 at 09:00|Permalink│Comments(0)