ゲイなんすっけど、小説書いてみました。

ゲイ系の小説を書いてみました。素人が書く小説ですし、発表するほどのものでもないのですが。エロい内容も若干含まれていますので、気にされる方はお勧めしません。コメント残してくれるとうれしいです。

堕ちるところまで堕ちてⅡ

堕ちるところまで堕ちて(5)

当日、指定された住所を頼りに行くと、一見普通の集合住宅のように見えるが、指示されたとおり地下へ階段を下りていくと、異様に頑丈そうなドアがあった。開けようとしたが開かない。呼び出しベルを鳴らしたが、音沙汰がなかった。メモを見ると、数字で****を押してから、*****と言えと書いてあった。そのとおりにすると、カシャンと鍵が開く音がした。
入ると、薄暗いコンクリートと配管に囲まれた空間であって、想像していたイメージ、スポットライトを浴びて華やかでずらっとギャラリーがいて、ステージがあってその上でパフォーマンスをするみたいなイメージを勝手にしていたのだが、それとは全然違っていた。
呆然と立っていると、坊主頭でカラダのでかい男が「こっち、こっち」と手招きをしていた。
言われるがままに行ってドアを開けて入ると、スーツ姿もいれば普段着姿もいるが、いずれも中年から壮年と言った感じの男が10人くらい、パイプ椅子に座ってこちらを見ていた。

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堕ちるところまで堕ちて(6)

そこから見覚えのある顔の男がこちらに近づいてきた。
「じゃ、ちょっとさ、服を脱いで、これを履いてくれる?」
渡されたのは黄色い蛍光色のビキニパンツだ。それも競泳用なのかよく分からないが、紐がついていた。
「どこでですか?」
「ここでだよ、そりゃそうじゃない、浩ちゃん。」
と、この前初めて会ったのだが、いかにもよく知っているかのような馴れ馴れしい口調で話しかけ、ヒヒヒヒと下品な笑い方をした。
周りを見渡してみたが、2mくらいの距離でパイプ椅子に大人しく座っている中年が、この下品な笑いをしている奴を含めて全部で13人、ドアのところに立っている大柄であまり頭がよくなさそうな男が1人、事務用のテーブルに座っている黒縁メガネが1人、全部で15人しかいない。
その中年の集まりの眼の先にあるのは、大きなエアコンと鉄アレイが全部で6個、そしておそらくもともとは柱があったのだろうが、鉄筋が赤く数本むき出しになって途中で乱雑に切れていて、それをまた鉄パイプで組み合わせた、ジャングルジムのような構造物があるだけだった。
ストリップみたいにゆっくり脱いだ方がいいのかなとか、よく分からないながらも着ていた洋服を全部脱いで、指定されたビキニパンツに履き替えた。
モノの位置にちょっと困ったが、それでも毛がはみ出てしまうのはどうしようもなく、これで準備がいいのかどうかよく分からないまま直立姿勢をとった。
中年たちの目が輝いた。まあ、中年たちには縁のない、この発達した大胸筋に惚れ惚れしているのだろう。おひねりとかあるのかな?そんなに食いつきがいいのだったら予めもっと鍛えこんでおけば良かったな。
と思ってると、さっきの大柄な男が浩輔のところに来て、腕を後ろに組むように指示した。
言われるままやると、そうじゃなくて手を交差させて頭の後ろに持っていくように、そして中年たちの方を向けとジェスチャーで言われた。すると、大柄な男が手首に手錠をかけた。そして、手際よくジャングルジム状の格子にその手錠を縛った。

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堕ちるところまで堕ちて(7)

あまりに敏捷な行為に何もできなかった。とりあえず、後ろ手に固定された状態で10数人の中年たちの視線をただ浴びていた。
すると、さっきまで特段何の動きもなく事務机に座っていた、背の低くて痩せた感じの男が立ち上がった。
「では、お待たせしました。左の人から一列に並んでください。」
無言で皆立ち上がり、緩慢な動作で縦に並んだ。
「一人30秒ですので、時間になったらベルを鳴らします。そしたら次の人に代わってください。では、いきます。」
え、ちょっとちょっとと何が始まるのか何も説明がないまま、そんな意味不明のコーナーが始まった。最初のイカツイ真っ赤な顔をした中年男性が近づいてきて、何するのかと思ったら、無防備な腋を舐めだした。若干多めに生え揃った腋毛を舌を出してベロンベロン舐めている。それで30秒などすぐ経った。
「チン。」
次のメガネをかけて七三分けして縦皺の刻まれた神経質そうな中年は、乳首をペロペロ舐めだした。両手は後ろで組んだままだ。
「チン。」
次は鼻が上向きに剥いた、髭のかなり濃い、ずんぐりむっくりした中年男性だ。そいつは乳首を顎鬚でジョリジョリし、舐めてまたジョリジョリするという繰り返しだった。
・・何なんだ、これは?そんな感じで13人が全て終わった。彼らは終わると、列の最後尾に静かに並んだ。
「では、二順目です。今度は二人がかりになりますが、時間は30秒です。ではいきます。」
赤ら顔が、また腋を舐める。で、右側は中年男性がやはり乳首を舐める。
「チン。」
赤ら顔が今度は髭面に代わって、またジョリジョリ、そして舐めてという作業を繰り返す。
違ったのが、最後の方の、何だか顔は疲れ気味の中年ど真ん中なんだけど所作がオネエっぽい感じの奴がずっとキスをしてきたこと。舌を入れようとするんだけれど、何せその口の臭さといったら半端ないから歯で断固阻止した。
何だろうな。でも、そういや皆、口だけで手とか使ってこないな。
最後の奴が終わり、また縦に整列している。
背の低くて紺のスーツを着た黒縁メガネが近づいてきて、俺の股間を握った。結構縮こまっていたので、いきなり握られて恥ずかしかった。
「皆さん、お疲れ様でした。オプションはありませんので、今日はこれで終わりになります。」
中年たちは一様にぼんやりした顔つきで、次々にこの部屋から出て行った。

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堕ちるところまで堕ちて(8)

大きな図体をした男に手錠を外され、赤い顔をしていつものにやけた笑いを浮かべたオヤジと、痩せぎすで金庫を開けて札を数えている中年の、浩輔を含めて4人がこの空間に残っている。
「どうだった?浩ちゃんよ、感想は?」
まだ頭の整理ができていなかったので、何も言うことはできなかった。
「これでチャラよ。」
「あの・・」
なんだか合点がいかないが、とりあえずこの行為に金が絡んでいることは間違いなさそうだった。
「これは一体どういうことなんですか?」
「何、秘密倶楽部とでも言えばいいかな?俺もそうなんだけどさ、会員になると不定期にこういう、ショーっていうと大げさだけどさ、まあ特典があるわけよ。月会費を払えば無料で楽しめるわけ。」
「いえ、でもあれは何ですか?」
千円札を何度も何度も手に唾をつけながら数えている。
「お、目がいいね。賭けだよ、賭け。分かる?」
さっぱり見当がつかない。
「1人1000円で2回のチャンス、勃たせることができたら返金、できなかったら没収。見事勃たなかったから、こっちの収益ってわけ。」
なるほど。まあ、よほどの汚れ専でもなければこんなのに勃つ奴なんていないだろう。
「今回はまあ訳ありなんでこっちの収入だけどさ、本来は演者の取り分なんだよ。」
え?
「だって、そりゃそんなの、我慢比べなんだからさ、演者に実入りがなかったら成立しないだろ?」
「あの、ちなみに、・・。」
「なんだ、興味あるの?」
説明を聞くと、週末にこうしたショーが行われる。ベースは今のような手首を後ろで縛られた状態で立ち、それを多数参加型でいたぶる形式だが、今回のような「賭け」ではなく、普通は「競り」らしい。そして、「競り」の部分は一部を除いて演者に入るそうだ。ただ、「競り」にかからなかったときは、供託金が没収される。
「きょーたく金?」
「まあ、登録料みたいなもんだな。出るのは勝手だが、需要と供給でなりたってるんでね。需要がないのに出られても困るから、供託金ってことで演者からもちょっともらってんのよ。もしなんなら、次のショー見てみるかい?タダだから見るだけで参加はできないけどさ。」
ショーがあっけないほどすぐに終わって、取り立てて用もなかったので、ちょっと見物することにした。

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