ゲイなんすっけど、小説書いてみました。

ゲイ系の小説を書いてみました。素人が書く小説ですし、発表するほどのものでもないのですが。エロい内容も若干含まれていますので、気にされる方はお勧めしません。コメント残してくれるとうれしいです。

耐えてみろ!Ⅲ

耐えてみろ!(5)

「惜しい。これは一つしか入れられないだろ?分詞構文だよ。」
後ろから先生が声をかける。でも、声をかけられたかと思ったら、前の奴に声をかけている。
「うん、そうそう。ん?ここはもうちょっと考えた方がいいな。ヒント。「か」。」
夏期講習。いつもとは違って、見慣れない奴も半分くらい混じっている。先生、前の奴なんて昨日初めて会ったんじゃん?
「おー、正解。やるね。」
先生は右に左にと声をかけながら、生徒のプリントをチェックしていく。
先生、もう俺終わったよ。でも、先生は俺なんか最初から見えていないかのように、他の奴に声をかけている。
「はい、では、だいたい終わったようなので、32ページを開きましょう。仮定法はよく出るので、もう一度確認します。」
うーん、先生はかっこいいね。今日は黒縁メガネをして一段と冴えている。背も高いし、甘いマスクで、うーん、絶対彼女いるよ。
「(3)admitは分詞構文にすると、長塚君。・・長塚君?」
え、え、俺?何、何?
「難しいかな?これは過去分詞だからadmitedだね。次、(4)。」
やっちまったー。下手こいた。先生の前でいいとこ見せられなかったー。
「じゃ、今日はここまで。」
先生が言うのを待って、皆帰り支度をする。夏期講習以前からいる生徒のうち何人かは先生を囲んでいる。
「先生、彼女いるの?先生、いくつ?ねえ、先生。」
ウッセー女だな。俺の先生に軽々しく声かけるな。心にそう念じつつ、ダラダラと分厚いテキストをリュックに入れる。次は数学なので別の教室に行かなければならない。
「先生、腕相撲やろうぜ。」

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耐えてみろ!(6)

同じクラスの柔道部の奴が先生にずうずうしくも腕相撲などと。
「いいぞ。腕太いな、兼子君。」
え、やるの?えー、俺もしたい。瑞樹は腕相撲を見るために近寄った。というか、慎吾が腕相撲を取っているところを見るために。
「先生、やめなよ。無理だよ。」
「先生、腕相撲強いの?」
「先生、早くしないと次の授業始まっちゃうよ?」
女どもが本当にウルセー。でも、先生、力比べは止めた方がいいよ。
兼子と慎吾は教壇で向かい合って、互いの右腕の肘を置き、右手で握り合った。10人ほどのギャラリーに囲まれている。
「長塚君、君、審判な。」
兼子は不敵な笑いを浮かべ、自信満々な様子で瑞樹を見つめる。瑞樹は両者の拳を手で上から軽く押さえた。なぜか瑞樹の手が一番熱かった。
「レディ・・・ゴー!」
勝負は結構あっけなかった。遊んだりとか焦らしたりすることなく、兼子の腕がその力とは反対の方に押され、驚きの表情と共に倒された。急だったためか、体もバランスを崩して倒れかけた。
「先生、ツエー・・・。」
「また、体調のいい時にやろう、兼子君。」
そう、言い残して、夏季講習テキストを机でトントンと揃えてから、サッと教室から出て行った。
「えー、何、兼子。それはなくない?」
「先生、腕細いくせに、結構やるよね。」
バーカ、兼子。先生は鋼のような肉体しているから、オマエみたいな雑魚に負けるわけがないんだよ。
俺は見たんだ、先生の秘密を知っているんだ。
ゲイ動画の「SHIGOKI」シリーズでメインで出てたのが先生だ。顔が手とかで隠れててはっきり分からないけれど、左腕のサポーターと左足についていた2本のミサンガがそのままなんだよね。
えぇって思って、パーツで確かめてみた。でも、決定的だったのは、薄いピンクのTシャツで、LONDON CITY BOYSって黄色くロゴの入ったものを着てきたときかな。動画では、その後でまくって自慢の腹筋を見せるんだもんね、先生。
俺もめくってみたいな、そして・・と夢想を巡らせていても、そんなことを言う勇気さえなかった。せいぜい、目で脱がせて、全裸の状態で授業をする慎吾の姿を夢想して・・
1週間後、勉強に手がつかなくなった結果、クラス替えテストで下のクラスへの変更を余儀なくされ、女性教師の元で人一倍勉強に励む長塚瑞樹の姿があった。

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