一石二鳥のアルバイト
2019年04月18日
一石二鳥のアルバイト(11)
浩輔は今日もトレーニングに励む。ビキニパンツも結構ヨレヨレになったんだけれど、まあ使い古しがいいっていう嗜好らしい。壁にはボディビルダーのポスターがデカデカと貼りだされている。このアパート自体はかなり古くて、壁紙はもうボロボロになっている。ダンベルを肩の上まで上げて上下させる。これだけ大胸筋が発達すると、筋肉を維持していくのはもちろんのこと、その大胸筋を維持するための筋肉も必要になるという、まあ半端ない労力が必要になってくる。それでいてパキパキに割れた腹筋まで維持しなければならないのは至難の業だ。ここまでになると止めるに止められない、そんな状況に陥っている。鏡を見る。鏡で入念にバランスをチェックするのも重要だ。すると、ガチャっとドアが開いた。鏡越しに高志の姿が見えた。
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2019年04月20日
一石二鳥のアルバイト(12)
「おい、テメェ、ゴルゥゥゥアァ!」と、何やら当初から立腹モード。まあ、高志のことを知らないけれど、仕事相手なのか部下か上司か、分からないけれどストレスが溜まるとそれをここで発散させている。まあ、どこかの中小企業のドラ息子か何かなんだろう。「何だありゃぁ、テメエ、ふざけんな、仕事なめんな、おいっ。」と、肩を突かれる。身に覚えがもちろんあるわけではないのでされるがままになっている。「テメエ、その頭は何だ、スカスカか、脳みそスッカラカンか、頭使え。カラダばっか鍛えて脳に栄養行ってねーんだろ。」ま、俺のことも混じっているんだろうか、それとも俺に似た奴でもいるのだろうか。「何とか言えよ、おい、おいっ。」知らないので憮然としている。「食いもんに文句つけやがって、豚が、残飯でも喰ってろ。」背景を知らないので、怪訝そうに高志を見ていると、「何だ、その目は、その反抗的な目は何なんだよ。何だ、テメエのオヤジがなんぼのもんなんだよ、俺は怖くねえぞ!」と言って、浩輔の股間を蹴り上げた。
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2019年04月21日
一石二鳥のアルバイト(13)
しかし、本当にビビっていたのか知らないが、股間を直撃はしなかったんで全然効かなかった。その姿を見て、さらに高志は目を丸くしておびえた表情をしている。「ああ、やっちまった、やっちまったよ。俺、殺されるよ、違う、違うんですよ、魔が、魔がさしたんですよ。許してください。俺、そんなんじゃないっすよ。」と、高志はおもむろに着ていた汗でドロドロになったシャツやズボンを脱ぎ棄てて、一糸まとわぬ姿になって、仰向けになった。「ほらぁ、俺、もう何も持っていないっす、無防備です、もう、俺、何されてもいいっす。何なら、ほら、蹴っていいっす。」と足をかぱっと開いて、無防備な股間を剥き出しにした。本当に恐れているらしく、股間はもうこれ以上ないって言うほど、土にめり込んだドングリのように縮こまっていた。
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2019年04月24日
一石二鳥のアルバイト(14)
なんだかこんなの蹴ってもなって感じだが、これも仕事なんでってことで、素足で踏んでみた。すると、予想通りムクムクと股間が息を吹き返してきた。「潰してください、気が済むまで潰してください。どうか許してください。」なんだ、コイツ、とことん根の腐ったクソ野郎だなと呆れたが、そういうので、股間を蹴り上げた。その勢いで、玉が引きちぎれるんじゃないかというくらい、上に跳ね上がった。「まだ、まだぁ。」とちょっと甲高い声になって言うので、今度はもっと正確に狙いを定めて股間を狙って蹴った。足の指先に玉が引っかかる形になって蹴り上げたので、本当に玉を蹴り上げる形になった。バチンとその反動で竿が腹に当たって音を立てた。「ぐひゃぁぁぁぁ。」と股間に手を当てて足をばたつかせてもんどりうっている。逆の立場ではなくて良かったというくらい、ジャストヒットしたからな。見ているこっちまで痛みが移ってくる。粗い呼吸をしてこっちを睨んでいる。相変わらず股間を押さえている手を掴むと、観念したかのようにその手を除けた。そして、正拳突きを玉二つに目がけて打ち下ろした。「あぁゃぁ。」と短い悲鳴をあげると、やはりいつものように白濁した液を垂らしながら気を失った。「ふぅっ」と一呼吸置いて、ステンレスの皿の上に置いてある万札を掴むと、その姿を顧みることなくシャワールームに向かった。
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2019年06月01日
一石二鳥のアルバイト(15)
今日は異様に蒸し暑い。ここは西側の角部屋で、直接コンクリートが熱を吸収してそれを放射するような、そんな暑さ。エアコンもそういう日は効きが悪い。それに加えて身に筋肉をまとっているようなものなので、カラダ自体からも熱を発するから、浩輔のようなマッチョには耐えがたい季節でもある。それでいて、エアコンをガンガンに効かせた部屋で過ごせばすぐに風邪を引いてしまう。今日も朝からそんなに万全ってわけではないが、時間もちょっと空いていたので来てみた。高志にはここに来ると言うことを連絡しているわけではない。部屋の入口に設置されているカメラでチェックされているのだろう。ただ、曜日も時間帯もバラバラ、こっちが好きなときに来ているので、来ないこともよくある。ただ、高志が来たときに金を置いていくというシステムなので、来ない日は単に無料でトレーニングをするってだけだ。だから、来るか来ないか、浩輔には分からない。ただ、淡々と自分に課したメニューをこなすだけだ。
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2019年06月02日
一石二鳥のアルバイト(16)
ガチャッとドアが開く音が鳴った。しかし、これといって普通だ。なんだか肯きながら近づいてくる。「おう、やってるな。」とあまり関心のない様子で声をかける。行っても行かなくてもどっちでもいいやっていうか、行く動機がないのにとりあえず来てみたみたいな、こういうときが一番良くないことは経験上分かっている。カラダをペタペタ触っている。筋肉の付き具合を確認しているようだ。「ふんふん、仕上がってんな。」と、今度は後ろに回って背中からふくらはぎにかけて、舐め回すように見て、そしてまた触る。「ふんふん。」と、また正面に回ると、「じゃ、おっ始めるかな。手を頭。」またいつもの、手を頭の後ろに回して組んで、足を肩幅程度に開くといういつもの姿勢にさせられる。「はいっ」というかけ声と共に、真正面から股間に蹴りが飛ぶ。スパンっといい音がして、その痛みで腰を引いて前屈みになるが、すぐに体勢を元通りにして「イチ!」とデカい声でいう。「はいっ」「はうぅぅ。」またもやキレイに股間へ蹴りがめり込む。金玉が内へ内へと縮んでいくのが感覚で分かる。「二ッ!」とまた元の姿勢に戻ると、「はいぃぃっ」またもパシーンと弾けるようないい音がした。しかし、今回は音だけで実際は逸れたが、浩輔は痛みに耐える振りをした。すると、高志が急に寄ってきて、ビキニパンツをむんずと掴んだ。
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2019年06月05日
一石二鳥のアルバイト(17)
「おい、なんだこりゃ?」いつもだったらビキニパンツを脱がせたり手で揉んだりしないのだが、あまりにもいい音がしたというのが徒になった。すぐに長方形状の柔らかいものを手触りで探り当て、100均の保冷剤を入れているのがバレてしまった。冷却効果、そしてクッション効果もあるし、そもそもいつ来るかさえ分からないので、最初から入れていたのであった。この前は冷却剤が漏れて、それがジェル状だったからかイッたものと勘違いされて、それで急所蹴りが終わったこともあった。「おい、ちょっと脱げ。」仕方なくビキニパンツを脱ぐと、保冷剤が3袋、そこからこぼれ落ちた。「なんだ、こりゃ、おい。」保冷剤を手にすると、高志は冷静に訊いた。「これ、持って来たのか?え?」何も答えずにいると、「こういうのは良くないな。今日は折角だから教育してやるか。ちょっと腕を後ろで組め。」すると、PP紐で金玉の根元の部分を縛り上げた。「おい、立て。いくつからだったか?」「三です。」「よっしゃ、はぃぃぃっ!」膝蹴りが股間へ食い込む。「ギャン!」ビックリするような痛さが脳天へと突き上げていき、腰を引いて後ろに後ずさった。根元を縛ったために金玉の逃げ場所がなく、そして何も守ることのない、剥き出しの股間を正確に膝がとらえたのであった。
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2019年06月13日
一石二鳥のアルバイト(18)
「おら、何やってんだ、こっち来い。三からだな。」「いや、あの、、」「ほぉぉら、はぃぃぃ!」「あぁ、あぁぁぁ!」またも容赦なく膝蹴りがモロに金玉を潰しにかかり、ズキッと突き刺さるような痛みが電流のようにカラダを走った。またも後ずさりして危うく倒れそうになったが、壁に寄りかかるようにして何とか持ちこたえた。「おい、手、何してんだ。」反射的に手が股間を押さえていた。言われているのは分かるが、この手がなければ金玉を守るものは何もなくなってしまう。いくらストイックに鍛え込まれた筋肉にまとわれたカラダをしていても、この金玉だけは何ともしようがない。いや、鍛えれば鍛えるほど、この金玉の無防備さと言うものが嫌というほど認識させられる。鍛えれば鍛えただけ、ここを狙ってください、ここだけは鍛えていないんです、筋肉でプロテクトしていますが金玉だけは守れません、ここが俺の弱点です、と言っているようなものだ。だとすると、カラダを鍛えると言う行為に何の意味があるのだろうか?この腕の太さ、胸の厚みが何の役に立っている?「おい、手は上だっつってんだろ!」という声に反射的に手を上に持って行ったところを、「おぅぅら、はぃぃぃ!」手を除けて無防備にブランと垂れ下がった金玉は、非情にも膝によって突き上げられた。
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2019年06月15日
一石二鳥のアルバイト(19)
「あがっ!」痛さが秒速で喉奥から脳天へと突き抜けていくようで、金玉が強く上方へ引っ張られて千切れるんじゃないかというような思いからカラダも一緒になって前のめりになった。「あぁ、あぁぁぁ。」中腰になって思わず声を出した。ズキン、ズキンと金玉にも心臓があるかのように、鼓動のように定期的に痛みが全身を駆け抜けていった。意識せずに涙が出てくるほど、痛烈な痛みが次から次へと襲ってきた。それを噛みしめるかのように、歯を食いしばって痛みに耐えていた。すると、高志が金玉をわしゃっと掴んだ。「ほうほう、なかなかいい大きさになったんじゃないか、え?」と言いながら、しゃがんでまじまじと見ていた。再三苛まれた金玉は、腫れて袋の中でパンパンになっていた。そして、その姿勢で手を頭の後ろで組むように言われると、またもキーンという鋭い痛みが走った。高志が金玉を爪弾きしたのだ。「おうおう、痛いか、意外と効くもんだろ、これ。」と、またも爪弾きする姿勢を見せたので、自然と腰を引いてしまった。「動くなよ、動くなよ。」と言われても動いてしまうものだ。どうしても腰を引いてしまう。袋の中の玉二つも、まるで意思があるかのように蠢いた。「おほ、おもしれえ、金玉って動くのな。オマエ、金玉動かせるのか?」と、間近で見る金玉を面白がっている。
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2019年06月16日
一石二鳥のアルバイト(20)
高志は、大きくなった金玉二つを掴むと手前に引っ張った。浩輔は中腰のまま、ただ無抵抗に引っ張られる方向に進むしかなかった。「じゃ、ここに寝てみるか。」何もない、床に仰向けに寝かされた。ずっと金玉を掴まれたままでは、素直に従うしかない。「そろそろラストステージだ。いい声出せよ。」というと、股間目がけて膝を落とした。そして、全体重をかけた状態で、グリグリと膝を動かしている。「ぎゃぁぁぁ!」と言ったまま、浩輔は目を見開き、口を大きく開いた状態で硬直した。金玉を根元で縛られているので、ずっと圧迫された状態であり、しかもゴリゴリと膝の硬い部分が当たって責め立てる。カラダを弓のように反り返して、「あぁぁぁあ」と喉の奥から出てくる断末魔のような低い声を、意識せずにずっとあげている。「どうだ、俺の玉潰しの味は?なかなかのもんだろ、え?」あの巨体の重みが金玉一点に集中してかかっている。ダメだ、このままいけば潰れる、潰れる、俺の金玉が、とブラックホールのような漆黒の闇へと渦巻いて吸い込まれて行くかのような意識の中、ふと鍛え込まれた腹筋の上を温かい感触が走っていった。ドクドクと白濁した液が、腹筋の溝に沿って、ゆっくりと流れていった。これは、今までとは違った、漏れたかのようなイキ方だったが、苦難の先にある天国を見つけたかのような、全身をぱぁっと快楽物質が駆け巡ったかのような、そんな全身が性器にでもなった感覚であった。「だろ?これやっちゃうと病みつきになんだよな。」という言葉が夢心地に聞こえたようであったが、そのままふと力が抜けて意識を失った。時間が経ち、気が付くと高志はいなかった。俺は、まだぼんやりとした頭を横に振って頬を二度叩き、シャワーを浴びて、無造作に置いてあった金を掴むと、パンパンに腫れあがった金玉のズキズキする痛みに耐えながら、ここを出て行った。
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