ゲイなんすっけど、小説書いてみました。

ゲイ系の小説を書いてみました。素人が書く小説ですし、発表するほどのものでもないのですが。エロい内容も若干含まれていますので、気にされる方はお勧めしません。コメント残してくれるとうれしいです。

愛しているって言って

愛しているって言って(1)

「ねえ、僕のこと、好き?」
悟が俺の顔を覗き込んで聞いてきた。いつものことだ。
「ん?まあ。」
曖昧に答える。
「ねえ、じゃあ僕のこと、愛している?」
上目づかいで俺を見つめる。
「何、いいじゃん。」
「何、いいじゃんって。愛している?」
若干微笑みながら、いや、どちらかというとずるそうな口元で、再度俺に聞く。
俺は顔を紅潮させて、うつむいた。
「ねえ、愛してる?愛してないの?どっちー?」
「バカ、場所考えろよ。」
小声で言うが、悟はそんなことお構いなしだ。
「ねえ、愛しているって言ってよー。」
何人かが、こっちを好奇の目で見ているのが分かる。
いや、見ていなくても、携帯のゲームをしながら、lineをしながら、新聞を読みながら、耳をそばだてているのが分かる。
知ってるんだ。俺を辱めようとしているのは。さっきのお返しなんだろ?
列車はカーブに差し掛かったようで、轟音をあげる。周りは誰もしゃべらず、成り行きをうかがっているようだ。
車内アナウンスがまもなく駅に到着することを告げる。

2時間前、スタバでコーヒー飲んでて。グランデ頼んだ後で、これ、熱いし飲みきれないなってことで、単行本を読んでいた。
悟は携帯を弄って。どうせジャックドで男探しでもしてるんだなって思って。
スタバの店員って、結構イケメン多いよな。あの、一番左端の奴なんて岡田将生そっくりじゃん。
ふと、鋭い視線を感じた。悟が俺を観察しているんだ。
「結構忙しそうだね。」
「何が?」
「コーヒーショップってなかなか大変だなって思って。」
「一番左の人が?」
やばい、やっぱり気づかれていた。
「いや、みんなだよ。」
「一番左の人をずっと見てたよね?違う?」
「う、うん。」
悟は、また携帯を弄りだした。俺は、単行本を手に取り、読む振りをした。もちろん、冷めたコーヒーを無理にでも飲み干して。

あと、一駅。次の駅までの辛抱。耐えよう。自分に言い聞かせる。
「茂人、聞いてる?愛してる?愛してるって言ってよー。」
おねだりするかのように、片手で吊り輪を掴みながら体をくねらせて要求する。
「あれ、茂人、チンチン大きくなってない?」
うつむいていた車内の乗客が一斉に俺の方を見た。
俺は恥ずかしくてさらにうつむいた。履いている靴ひもの赤さが際立って見えた。
「何で?何で何で?」
勃起なんてしてないのに何でそういうこと言うんだ。
呼吸が荒くなってきた。意識すればするほど荒くなる。胸の鼓動も、心音が聞こえるくらいに大きくなってきた。
俺は両手で一つの吊り革を掴んで、ただひたすら靴ひもを見ていた。耐えろ、あと一駅。
乗客の乗降も終わり、列車は走り出した。
「皆、見てるよ。」
悟は耳元でささやきかけて、フーって息を吹きかけた。あー、ダメだ、これ、ダメかも。
茂人の股間は膨らみを増し、傍からもUの字になった、窮屈そうな張りがくっきりと見えた。茂人はその自分の状態から目を逸らすかのように上方を見上げた。大学入試やサラ金の広告を見て、落ち着かそうと試みた。
「もっと足、開け。」
悟は耳元で命令口調で囁き、俺の左足を蹴る。
股間は脈動している。膝がガクガクして、背中に嫌な汗が流れて行った。
「はうぅ。」
唐突に悟は茂人の股間を握るように掴み、そして離した。ビリッとした衝撃が股間から脳天へと突き抜けた。
「まもなく、つつじヶ丘、つつじヶ丘駅です。出口は・・。」
茂人は口を開けて、吊り輪に全体重をかけ、脱力していた。股間の膨らみは元に戻ったが、その代わり、シミがどんどん茂人の股間を濡らしていった。
「浮気するとどうなるか、分かった?」
「はい。。」
涙目で、消え入るような声で茂人はつぶやいた。
「二度としませんは?」
「二度としないです。」
駅で、人を避けるかのように内股で歩く茂人の後から、悟は携帯をいじりながら歩いて行った。いじりながらも、茂人の内股歩きを観察しながら。


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愛しているって言って(2)

「フンフンフンフン♪」
何やら鼻歌を歌いつつ、悟が割り箸が入っていた袋を折っている。箸置きを作るのか?まあ、いいや。
サイゼリアでナポリ風パスタにタバスコを5,6回振って辛くしてから食べて、3分の2くらい食べてから俺にくれる。俺は辛いのが苦手なので、それを茂人は、悟が食べるのに費やした以上の時間をかけて食べる。
まあ、知ってて俺にくれるのだろうけどね。俺が滝のような汗を流して、テーブルをビチャビチャにして食べている姿を見ているから機嫌がいいんだ、きっと。悟はコーラにレモン汁のポーションを3つ入れて飲みながら、首を左右に振っている。機嫌がいい証拠だ。俺は、折角出がけに15分かけてセットした髪まで汗でグショグショで、鼻水をすすりつつ喰っているんだけど。
呼び出しのボタンを押す。すぐに若い女性の店員が来た。
「すみません、マイカのパプリカソースください。」
「かしこまりました。」
メニューも見ずに頼み、また、コーラにレモンのポーションを3つ入れた。
「舌バカ。」
悟は小声でそうつぶやいた。ようやくタバスコ入りパスタを食べ終わったところだ。
「何?」
「ううん、別に何も。」
「マイカ食べる?」
「いや、要らない。」
悟はアイスコーヒーを取りにドリンクバーに向かった。ガムシロップを入れてストローでかき回す。口がヒリヒリする。ガムシロップ1個じゃ足りないかな?
もう遅い時間だからか、人もそんなにいない。あまり話のはずんでいない30代夫婦と、安いワインをひたすら飲み続けて仕事の話をするサラリーマンを傍らで見つつ、ゆっくりした足取りで元の位置に戻った。コーヒー、失敗したな。今飲むと寝られないかな、って一瞬思ったが、口の中の辛み成分をとにかく洗い注ぎたかったので、ガムシロップをおもむろに入れてアイスコーヒーを一口飲んだ。
「チンチン出して。」
「!?」
むせた。アイスコーヒーが鼻から出そうになった。いや、出たかも。
「トイレ・・で?」
「バカだな、ここでだよ。」
どっちがバカなんだよ。
「人、いるけど?」
「だから?」
「チン・・」
「早くしようよ。」
髪をいじりだした。枝毛探し?金髪で髪痛めているからね、って、俺のチンチンよりそっちが大事?
「今?」
「今でしょって言わせたい?」
周りには誰もいない。一つ離れた席に客がいるけれど、こっちまで来ることはないし。ま、そういう問題ではないんだけど。聞かないしな。
仕方がないから、チャックを下してモノを言われたとおりに出した。ん、へ?出したけど、見ないの?
「何してるの?」
「な、何って、出せって言うから出したんだけど。」
「しごこうよ。」
「ここで?」
「他に、どこで?」
悟は、コーラを啜りながら、冷たい口調で言い放った。
「店の中だけど?」
悟は、口を一文字にして拳を振り上げた。
「分かった、分かったよ。」
茂人は、ダランとぶら下がったモノを、左手で扱きだした。ま、全然グニャグニャな状態だけれど。
そしたら、悟が皮のサンダルで直接俺の股間をいじってきた。粗雑に。扱いている上から。こんなに粗略に扱われるなんて。
俺のモノは途端に元気を増してきた。
グイグイサンダルで押される。アクセルペダルをふかしているみたいに。うーん、ちょっと、悟・・
店内の後方から電子音が鳴り響く。
悟が注文ボタンをいつの間にか押したんだ。ちょっちょっちょっ、入らない、デカくなってるから入らない、悟、足どけてって!
「お待たせしました。」
「青豆のグリーンピース、お願いします。」
俺はその間、キュって縮こまって、手で股間を押さえたまま、ジッとしていたんだ。
店員が行った途端に、手の上から悟がサンダルでまた押してきた。
「イクまで帰さないからな。」
悟にキッと睨まれた。ただ、言われた途端にイッたんで、すぐ帰れたけれどね。
悟はサンダル汚されて不機嫌だったが。自業自得だよ。
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愛しているって言って(3)

悟が何やら魚をさばいている。アジ?合羽橋で買った魚包丁を使って、器用とは言えない手つきで、三枚に下ろす。インターネットでやり方を見ながらね。
マグロはサクで買って、切っている。そんなに刺身好きだっけ?普段は生臭いからってあんまり食べないのに。
まあ、またいつもの気まぐれなんだろうなと思いつつ、ソファで古本屋で買った単行本を読んでいる。
手を念入りに石鹸で洗っているよ。予想外に生臭くて、臭いが取れないんだろうな。悟は爪が長いから、小骨取ったりするのはいいかもしれないけれど、その後の臭い取りが大変だろうな。
さっきも手伝おうかと聞いてみたけれど、キッって睨まれたから、放っておくことにした。大体、ダイエーで刺身の盛り合わせくらい売ってそうなものだけど。
「茂人、茂人?」
お、切り終ったかな?
「服脱いで。」
洗濯かごを渡される。え、なぜに?
「アンダーも。」
全裸になった。
「シャワー浴びてきて。」
どっちかというと、魚臭い悟が浴びるべきじゃないかと思ったが、また睨まれるといけないので、浴びてきた。
「ちゃんと洗った?」
「水で流しただけだけど?」
「この石鹸で洗って。」
そんな臭いかなと、ちょっと訝ったが、まあ、またシャワーを浴びて戻ってくる。
「アンダー履かなくていいから、そのまま。」
テーブルをどけて、ブルーシートを敷きだした。
「そこに仰向けに寝て、舟になって。」
え?
「舟。足首を手で持って、舟になるの。」
「こ、こうかな?」
言われた通りの格好をした。
悟は、俺の股間の辺りに大根の千切りとワカメを敷きだした。そして、異様な数の食用菊と蘭の花でヘソのあたりまで散りばめて、氷を・・
「あー、冷たい、冷たいよ。」
「おい。」
「氷は無理が・・。」
「舟はしゃべるんだっけ?」
悟が俺を睨むから、俺は黙って舟の格好をし続けた。氷が解けてブルーシートに流れていく。
「水、こぼれてるよ。」
「それは、仕方がないんじゃ・・。」
「舟!しゃべるっけ?」
悟が頭上にこぶしを振りかざし、殴るポーズをする。また、俺は舟に戻る。体をちょっとくねらせて、・・余計に水がこぼれるし、ワカメがちょっと落ちた。悟が横腹を殴る。
「あっ!」
「何?」
「氷が俺のチンポに・・。」
「舟!」
何だよ、何って聞くから・・茂人はまた舟の格好をした。悟は2,3秒、茂人に睨みを利かせた後、刺身を敷き出した。
三枚におろした味を楊枝で・・俺と同じ舟の格好にして、置いた。なんか、身がかなりついているけど。その中に、小さな瀬戸物のアヒルとカエルを置いた。
ヘソにわさびを載せて、刺身を散りばめて、・・完成なのかな?うーん、でも、女体盛りって、こんな舟の格好してないよな。。
悟は、ご飯を自分の分だけよそって、食べ始めた。
「俺も・・。」
「船は食べない。」
「ああぅ。」
悟が箸で茂人の左乳首をつまんだ。豆でも掴むかのようにつまんだり、箸の先で乳首をつついたり。
「ああ、あーっ。」
茂人の黒くて短いものがグングンと大きさを増し、ヘソにびったり引っ付く。
「痛い痛い、何、何?」
ヘソに乗せてあったわさびが氷と一緒になって溶けて、茂人の黒く膨張した亀頭を黄緑色に濡らした。
「もう、うっさい、舟!!!」
悟はヘソに残っていたわさびを指にとって亀頭に塗りたくった。
「あーっっっ熱い、熱い。」
茂人は硬直して叫んでいた。
「出航のサイレンみたい。」
悟はひどくご満悦。
「ごちそうさま。」
手を合わせるのはいいんだけれど、刺身、大分残っている。
「あと、食べていいから。」
「俺も、裸体盛がいいな・・。」
悟が思いっきりにらんで、冷ややかに言った。
「舟の分際で、100年早いよ。」
100年後でもいいから、裸体盛食べさせて・・悟の後姿を見ながら、素っ裸のまま呟いた。
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愛しているって言って(4)

夜22時、近所の公園で、いつものように、悟はベンチでDSに夢中、その間、茂人は日課である懸垂をする。
最初のうちは20回、腕立てを50回、スクワットを30回、と繰り返すが、懸垂だけは2回目、3回目とどんどん回数が落ちていく。4回目には7回がやっと。
と、筋トレをしている間、悟は素知らぬ顔でDSをしている。果たして悟が筋トレに付き合っているのか、それともDSに俺が付き合っているのか。
汗でベトベトになったから、そろそろ帰りたいんだけどね。というか、DS、家でもどこでもできるじゃん。
悟の横に腰かけて5分くらい経って、ようやくDSを閉じた。
「懸垂は20回しかできないの?」
「どうだろ。もう少しできると思うけど。」
「30回は?」
「ちょっと微妙かな。」
ま、調子いい時は30回できるけど。
「ふーん。」
その日は、まっすぐ家に帰った。

2日後、夜22時半、近所の公園で。
今日は悟にもらったグレーのタンクトップを着て。折角逆三角形のカラダしているんだから、もったいないって。俺は、肩日焼けしたくないのと、腋毛が濃いから実はタンクトップ苦手なんだけれど、夜人気のないところなら。まあ、愛する悟からもらったものだし、見せるのは悟だけだし。
いつもの藤棚の前に座る。
「懸垂30回、挑戦する?」
「え、今日?30回ねぇ。微妙かな。」
「んー、じゃあ、サービスで25回、25回できるかできないかで、帰りのマックを賭けよう。」
ん、なんか悟は機嫌がいいみたい。もらったタンクトップ、早速着てきたからだな。
「じゃ、やるから数えて。」
一番高い鉄棒に茂人はぶら下がった。肩幅よりこぶし2つ分広めに握る。その方が筋力アップにつながるから。
普通の人より多めの腋毛が外灯に照らされて光り輝く。タンクトップも上方に引っ張られて、ヘソと、そこから直下に伸びたヘソ毛、そして深く刻まれた腹筋が現れた。
普段ほぼ放置状態だから、いざ見られていると意識すると、ちょっと緊張する。手が汗ばむ。
「顎が鉄棒の上にいったら1カウントだから。」
・・なんか、あんまり興味なさそう。自分から言い出したくせに。
「じゃあ、始めるよ。1,・・2,・・」
出だしは好調で、顎を鉄棒の上まで上げる必要があるので、顔は終始上向き。ちらっと悟の方を見ると、こっち全然見てなくて、バッグごそごそしてるし。
まあ、いいや。でも、後で見てなかったからノーカウントとか言わないかな?
「7,・・8,・・,9,・・」
悟がカウントしだした。何かチェックでもしているんだろうか。近づいてきたし。
「10,・・11,・・」
「あっ!!」
胸にビリってきた。見ると、悟がディルドの形状をした電気あんま器を手にしている。
「んんー!!!」
悟が俺の左の乳首の当たりに電気あんま器を当てる。
「んー、卑怯だぞ、悟。」
「過少申告したろ。何、嘘ついてんだ?」
俺の腹に当たるか当たらないかの距離で、悟は立ち止まった。
「あ、ダメ、そこはぁぁぁ・・!」
茂人の股間に電気あんま器を当てると、鉄棒から手を放すまで2秒もかからなかった。砂場で転げ回り、
「やめろ、やめて。」
と懇願する茂人の声に一切耳を貸さず、電気あんま器を股間に当て続けた。
「マック、おごりな。」
「分かった、分かったからやめてぇぇ。」
柴犬を連れた中年のおばさんが何事もなかったかのように、足早に通り過ぎた。ただ、柴犬だけが何度も振り返り、こっちを見ていた。


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愛しているって言って(5)

ホームセンターに観葉植物を買いに行った。悟が緑のある環境がいいっていうからね。俺はデカいのがいいと思っていたんだけれど、悟が多肉植物がいいっていうからさ。
さっきから鈴虫の声が聞こえる。ペットコーナーの方に鈴虫のつがいが売っていた。なんだか落ち着くよ。田舎に帰ったみたいで。
「一つ買わない?」
「いらないよ、気持ち悪い。」
「そう?でも、夏って感じがしない?」
「鳴いているの、虫じゃん。キモい。」
「鈴虫だよ?」
「出てきたら誰が捕まえるの?」
「これだよ?」
って鈴虫の写真があったから見せたら、びっくりして退いていた。
「ビビった?かわいいところあんだね、悟。鈴虫で怖いなんて。」
悟、虫嫌いなんだ。こんなバッタより小さい虫なのに、結構ビビり。

家に帰って、飯を食った。ソーメンとミニトマト。デザートのヨーグルトはいつも何も入れないのに、今日はハチミツをかけて。
悟が観葉植物を寄せ植えにしている間、俺はスラックスにアイロンをかけた。そして、洗濯物を取り込んで畳んでいたら、悟が後ろから抱きついてきたんだ。
悟は俺の耳たぶを甘噛みして、俺の左胸の乳首を探し出してそっとつまんだ。そして、悟に手を引かれてベッドになだれ込んだ。普段はベッドに寝てから始まるのに、積極的。
「シャワー浴びてくるよ。」
「いいよ、シャワーは。」
悟は俺のTシャツを脱がしにかかった。脱がす途中で乳首を吸われる。
「しょっぱい。」
ヨガりながら、帰ったらすぐシャワー浴びるんだったと後悔。
悟はボディタオルで俺の両腕を縛り、ベッドに括り付けた。腋毛見せるのは悟でも恥ずかしい。見ないで、悟・・
悟は俺の乳首をベロベロ舐め始めた。何、ちょっとアクティブな感じ。両手をベッドに縛られているから、芋虫のようにヨガる俺。そして、ジーンズとトランクスを一気にひっぺ剥がし、俺のそそり立つモノが露わになった。
「汁出てるよ。」
言わなくてもいいことを。だって、急に俺の乳首を舐めるから。。
悟が何やら俺のモノにつけ始めた。ローション?ゴムは?
「蜂蜜だよ。」
なんか、恥ずかしいな。それ、舐めるわけか。
淡々と悟はスプーンを使って蜂蜜をモノにかける。
「恥ずかしいな、何か、俺。」
茂人のモノは、早く舐めろと言わんばかりにビクついている。
チクっとした。っていうか、モノに棘?
「痛い、痛い、何かちんぽに刺さってる、痛い、何?」
見ると、カブトムシが俺のモノに!
「あ、何これ、悟、悟君、痛い痛い、取って!」
カブトムシは、腰を振った反動でベッドの下に振り落された。
「何だよ、根性ないな。」
悟はまた、虫かごらしきものから何か取り出した。
「次はこれを試してみようよ。」
「え、何?」
目を凝らしてみると、オスのクワガタだ。
「無理だよ、バカ、無理だから、止めろって。」
「誰がバカだよ。コクワガタだから。」
「いや、コクワの方が痛いって、いや、ちょっと待って、悟、悟さん、ごめん、ごめんって。何でも聞くから、何でも聞くから、悟、悟さん。」
悟はすっかり縮こまった茂人のモノの傍までコクワガタを近づけて、そこで手を止めた。
「何でも聞くか?」
「うんうん。」
「じゃあ、鈴虫の件を謝って。」
「うん、謝る、謝るから、それ、虫かごに入れて。」
「もう、虫の写真とか、俺に近づけたりしないって誓うか?」
「誓う誓う、もうしません。早く、虫かごに。」
「じゃ、これ、捨ててきて。」
悟は、虫かごのカブトムシとクワガタを指さした。
相当虫嫌いなのに、これだけのために買ってきたんだな、かわいい。
茂人はそう心の中で呟いたが、口に出したら絶対クワガタの刑だと思って、すぐに表情を引き締めた。

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愛しているって言って(6)

ベッドで茂人は悟の寝顔を見ていた。悟は寝息をスースーたてて熟睡している。悟はどちらかというとよく動く。俺がいなければ、ダブルベッドの端から端まで寝返りを打つ。
金髪で一重の色白で・・寝ている顔はかわいいんだけどね、って思ったが、それすらやばいと思ったので目をそらした。おそるおそる見て、熟睡していることを再確認。寝てる、寝てるな。
いつからそうなったのだろうか。付き合い始めた頃は、どちらかというと悟の方が茂人にベタ惚れで、ずっと一緒でずっと腕を組まれ、ずっと見られていた。風呂も一緒、トイレだって、俺が嫌がらなければきっと一緒だっただろう。
やっぱりエッチのときかな。俺らは付き合い始めてからも、エッチはなかなかしなかった。キスで、互いに何か気恥ずかしくなって終わり。いや、童貞じゃなかったよ、もちろん。けれど、純愛に慣れていなかっただけで。だって男同士の「愛」ってどう表現していいか分からないから、手探り。自分たちで、紙粘土でテーマを与えられない何かを作っていくが如く、全てが一からだったから。逆なんだよね。皆、セックスから始まるのが当たり前だったからさ。新鮮で、どれもこれも新しく見えて。視界が急に晴れ渡った、そんな感じがしたよ、あの頃は。
付き合ってから3か月経ったくらいかな。悟とベッドで横になっていたら、俺にしがみついてきたんだ。
「僕とどうしてエッチしないの?」
上目づかいで聞いてきた。
「悟との関係を大切にしたいからさ。」
「それって、エッチすると壊れるの?」
こんなかわいい声してたっけって思ったね。まあ、そんな声も今では懐かしく感じるけれど。
「俺とする?」
悟は、小さくうなずいて、
「シャワーを浴びてくる。」
と、ベッドから一旦出ていった。俺はタバコを吸って、戻ってくるのを待ったよ。悟は腰にバスタオルを巻いた姿で現れた。顔と同じで、大理石のように白く輝いて見えた。
俺、もう我慢できなくて、っていうか、やっぱり壊しちゃいけないからって我慢していたんだ。
もう、一つになったよ。というか、すぐに終わった。俺、早漏だから。。
やっぱり。そういう目で見るよね。悟って、こんな冷たい目をしてたっけ?って目で俺を見つめるんだ。というか、目で俺を責めるんだよ。
だから、エッチすると壊れるって言ったじゃないか。。
悟が、不意に俺のモノの先っちょを狙って、デコピンを思いっきりした。で、不意だったからさ、俺って「痛っ!」って反応じゃなくて、「あん。」って結構高めの声で喘いじゃったんだよね。。
ますます悟の冷たい視線が突き刺さる。顔真っ赤っかだし、モノはギンギンになってるし。
立場が逆転した瞬間だよ。そのときはどうしたか?ずっとデコピンでモノをいたぶられたよ。ずっとね。
悟はネコでも、凶暴で残忍な方のネコだよ。寝てるよな。聞かれたら、きっとどんな目にあわされるか分からないよ。。
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愛しているって言って(7)

夜、新宿で買い物をして、CMでやっていたホラー映画を見た。まあ、CM以上に怖い場面が出て来なくて、途中から半ばウンザリして見ていた。
悟は実はホラーとか苦手なんだなって思ったよ。ポルターガイストが椅子でガラスを割るシーンなんか、こんなに力ある?ってくらい強く握られた。かわいいところもあるものだよ。
悟がイタリアンが食べたいと言う。アルタのポポラマーマで、ニンニクをたっぷり入れたパスタを食べたら、結構いい時間に。終電にはまだまだ間に合うけれどさ、明日もあるし。
会計を済ませた後、エレベータに乗り込もうとするとき、ちょっと暗かったから、後ろにいる悟に急に振り向いて「わっ。」って大きな声を出したんだ。
悟が驚いて、後ろによろけて、階段の方まで行っちゃって落ちそうになったからさ、とっさに悟の腕を掴んだ。まさかそんなに驚くとは思わないからさ。さっきのホラーを引きずっているんだな。
俺も何かにやついちゃって、悟に「なんだよ。」って言われた。
「何でもないよ。」って言いつつ、やっぱりにやけちゃうね。自分でホラー見たいって言ってたのに。
「クラブ行こうよ。」
「え?終電そろそろじゃね?」
「いいじゃん、今日は。」
悟が言うんで、2丁目のクラブに行くことにしたよ。眠くなったら、どこかラブホにでも入ればいいし。
2階に上がると、もうドアの前からガンガン音楽が聞こえてくる。開けると、もうすごい人。たまたま吹き抜けの階段のすぐ脇のテーブルが開いていたので、腰をかけた。とりあえずドリンク、何飲む・・
「踊ろうよ。」
普段は座って静かにドリンク飲んでいる悟が、珍しい。二人で螺旋階段を下りて行った。カラフルなスポットライトが目まぐるしく動き回り、壇上で踊っている男たちとは対照的に、階段下は薄暗く、リズムから微妙にずれたステップで緩やかに、そして人にぶつからない程度の申し訳なさそうな間隔を空けて踊っている。
悟を見ると、別に特段楽しそうでもなく、周囲と同じく、何となく皆が踊っているから合わせて踊ろうかといった調子で風景と一体化している。
悟が上で飲んでいるんだったら壇上に行ったっていいんだけどさ。俺も周りを見渡しながら、でもついついイケメンのいる壇上の方を見てしまうけれど。
後ろから悟がそっと抱きついてきた。手を脇腹のところにあてている。あれか、俺がナンパされるのを阻止しようという魂胆か。別にナンパされたっていいじゃん。
次第に密着度が高くなる。俺の胸辺りに手が伸びる。そして俺の乳首をコリコリ。悟、それはダメだって。
というか、全然止めようとしない。人前でも構わず、執拗に乳首をコリコリされる。
「悟、ダメだって。周りの人が見ているから。」
悟の腕を取るけれど、力が入らない。結構ジロジロ見られているし。
股間に手を伸ばしてきて、俺の曲がったまま固くなったモノを撫でる。・・クラブってどの辺まで許されるんだっけ??あの、この先はトイレとか別のところで・・
皆に見られて、もうどうにでもしてくれって感じ。周りもゲイだし。というか、もうイカせて・・
ガンガン体を突き抜けていくような音楽と反比例して、メルトダウンしていく俺。
サーチライトのような強烈な光が時折俺を照らしては何もなかったかのように去っていく。
トランス状態のようにヨダレを垂らしながら悶える俺とは対照的に、冷静沈着に俺のカラダをまさぐる悟。
悟はおもむろに半パンのチャックを下げて、俺のモノを乱暴に掴んで取り出した。俺のモノは勢いよくのけ反って俺のヘソをえぐり、先から流れ出す潤沢な汁が俺のTシャツの裾を濡らし滴る。
殆ど踊ってもいないのに息が荒い。カラダが異様に熱い。全てを脱いで、生まれたままの状態になってしまいたい。
って、ん?悟、既にサイドテーブルに手をかけて、なんか飲んでいるし。え、終わり?俺は?
周囲の冷たい視線を浴びつつ、柔らかくなったモノを無理矢理しまい込んで、トイレに駆け込んだ。悟のバカ。。
 

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