2018年09月
2018年09月29日
耐えてみろ!(23)
「おい、止めろって、おいっ」というのを聞かず、ずっとジュポジュポという音を立ててしゃぶっていると、硬く怒張するのにそう時間はかからなかった。そして、そうなってはいくら止めろと言ったところで何の説得力はなかった。シャツをまくり上げて、ボコボコに硬い腹筋をなぞって恭太の手が乳首へと達しようとした。触らないうちからカラダをビクつかせて喘ぎ声が抑え切れずに出てしまったのを恭太は聞き逃すはずがなかった。しゃぶるのを止めて、乳首を舐めつつ、その下で唾液で濡れ、鉄のように固くなったモノを扱きだした。すごい速さで扱かれたその固いモノは、そう時間もかからずに、その先端部からジャッという音と、人幅ほど離れた壁にバシャッと壁に穴が開くのではないかと言う勢いで粘着質の液体が突き刺す音がほぼ同時に聞こえた。そして、その後を掃除用ホースからただ水がバチャバチャと単調に床に流れて落ちる音が聞こえていた。そして、何事もなかったかのように恭太は風呂場から出て行った。目の前のくすんだ水色のタイルには、先ほどのことが現実だと言わんばかりに、大量のドロドロとした液が、ゆっくりと下に流れ落ちていくところだった。
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2018年09月27日
耐えてみろ!(22)
2週間くらい経ち、風呂掃除当番だった慎吾は、せっせとブラシで床を擦っていた。慎吾は生来がキレイ好きであったので、こうした作業は嫌いではなかった。また、集団生活の中で一人になれる時間と言うのは貴重で、たとえそれが掃除であっても、リラックスできた。すると、ガラスの引き戸がガラガラと開いて、恭太が入ってきた。「何?」「この前はありがとうございました。言ってくれたおかげで、それからいろんな用を頼まれることがなくなって、本当に・・だから、代わります。」「いや、いいよ。それに、敬語止めようぜ。同じ学年じゃん。」「いや、でも、代わるから。」「いいよいいよ、それしたらまた同じじゃん。」「いや、でも・・。」「本当に気持ちだけで大丈夫だから。」「いや、じゃあせめてこれで。」と言うと同時に、前に回ってしゃがみ込むと、慎吾のジャージを半分ずり下ろして、露わになったモノをさっと口に含んだ。
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2018年09月24日
耐えてみろ!(21)
隣の部屋で怒鳴り声が聞こえてきた。あまりにもえらい剣幕でよく聞き取れなかったが、どうも先輩に頼まれていたものを忘れて、買ってこずに部屋に戻ったので怒られているらしい。咄嗟に、慎吾が隣の部屋を覗いて、「すみません、それ、俺が食堂の掃除頼んじゃったからなんです。すみません、俺が買ってきます。」と間に入った。第三者に割り込まれて、急にばつが悪くなったのか、「そっか、じゃあいいわ、急いでねーし。」と怒りの矛を収め、どこかに行ってしまった。「ありがとう。」と恭太が深々と頭を下げたので、「いいんだよ、ちょっと寝ようとしたらうるさくて眠れなかったからさ。」とちょっと照れた感じで隣の部屋に戻った。
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2018年09月22日
耐えてみろ!(20)
宿舎生活というのは窮屈なものだ。絶えず人の視線を気にしなければならない。それも先輩との相部屋なので終始気を遣う。ましてや気難しい陽一郎と同じ部屋などというのは誰だって嫌がる。いくら陽一郎に可愛がられている慎吾であっても、それは努力した結果可愛がられているのであって、それなりに神経を擦り減らしているのだった。隣の部屋の恭太も同じだった。恭太は色黒だが細くて小柄で、丸坊主だったので幼く見えた。寮生活は時間が厳しく、さらに上下関係も絶対だったので、食事や風呂もまずは先輩から順々に済ませ、最後の下級生は掃除や片付けも含めて全て急いでしなければならず、その下級生の間でも平等ではなくて、小柄で純朴な恭太の負担は人一倍多かった。例えば、「恭太、悪いけど俺、急いでてさ、悪い、今日の掃除、代わってくんないか?」と言われれば、人のいい恭太は不平不満も言わずするが、かと言って恭太の番になると、代わってやったはずの奴はそんなことをすっかり忘れているかのように知らないふりをする。それを見た他の奴も同じようにするので、恭太は休む間もないのだった。
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2018年09月15日
一石二鳥のアルバイト(10)
浩輔は起き上がるとゆっくりと近づき、そして渾身の力を込めて無防備な股間へと膝蹴りした。上方を向いて威嚇しているモノとは別人格であるかのように、傲然とぶら下がっていた玉を確実に仕留めた。大きく垂れ下がった玉はその衝撃でひどく歪み、そしてカラダへ押しつぶされた。「ギニャァァァァ!」獣のような雄叫びを発したが、高志はその姿勢を保ったままだった。「ゲヘェ、ゲヘヘヘェ、全然じゃねーかよ、何だよ、しっかり狙えよ、無防備じゃねーか、俺の玉、見えてんのか?あるだろ、テメーと違ってちゃんとあるだろうがよ、潰せよ、ゲヘヘ、しっかり狙って・・」そして、その言葉が言い終わらないうちにもう一度、膝を高志の股間へと食い込ませた。あの若干湿ってまとわりつく、テニスの軟球を踏みつぶしたような独特の感触があった。と、高志は後ろ向きに倒れた。白目を剥いて、開きっぱなしの口からは舌が出ていたが、股間からはドクドクと濃厚な液が流れ出して黒いマットを濡らしていた。「ふぅっ、終わった。」これがアルバイトの1ターム。シャワーを浴びて濡れたビキニを置き、代わりにそこに置いてあった万札を掴み取って、まだ伸びている高志を横目にここを出て行った。
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2018年09月12日
一石二鳥のアルバイト(9)
「おい、憎いか、俺のことが憎いかよ。」まだ股間を踏みしだくが、段々投げやりになってきた。「来いよ、その憎しみを俺にぶつけて来いよ。大事な大事な玉を潰されたその屈辱、悔しいだろ、切ないだろ、オマエの玉、もうねえんだよ。俺が潰してやったんだよ。」おそらく、射精したことを自分の中で潰された設定に勝手に置換しているらしい。浩輔はいくつかの星が頭上をゆっくりと回っているような快楽に浸っていたが、高志の方は違うスイッチが入ってしまい、こちらのことを構わずに一方的に喚いている。「何だよ、その筋肉無駄じゃねーか、玉なし、玉なし、オマエは玉ついてねーんだ、おら、かかって来いや!俺はオマエみたいな根性なしじゃねーんだぜ。」と、股を開いて仁王立ちになっている。ポッコリ膨れ上がった腹の下に剥き出しになった股間は、既に天井に向かって若干湯気のようなものを立ててそそり立ち、そして二つの大きな玉が何の防御する術もなくぶら下がっている。「やれよ、潰してみろよ、俺のタ、タ、玉を。岡本ぉぉぉ、来いやぁぁ、オマエにできんのかよぉぉぉ。」最早、浩輔を岡本と同一視して、目は既に焦点が合っていない様子で、口の周りは若干泡立ち、絶叫している。
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2018年09月08日
一石二鳥のアルバイト(8)
「手、手は除けろ、で、しっかり股開け。」とまたも同じ格好をするように言われ、ズキズキとした重い痛みに襲われつつも先ほどと同じ体勢になった。「岡本がよぉ、言うんだよ、分かるか、俺の屈辱が、分かるのかよ、えって。もちろん分からなかったし分かるわけがないって思っていたけどよ、今ではその弱っちい岡本の言うことがさ、分かるようになったんだよ。シンパシーオブソウルっつーの知ってっか、お前?それだよ。分かってもらう奴が欲しかったんだよ、岡本はさ。」高志は浩輔の股間に右足を置いて、グリグリと足指で揉み解すかのようにしだした。「うはぅ。」声にならないような声を上げ、浩輔は先ほどとは打って変わって警戒を一気に解いた。頭の中で炭酸水の泡が急に瓶の口からドクドクと溢れ出していくかのような、痛みでずっと押さえつけられていた快感がどっと湧き出して血流に乗って全身を駆け巡った。「昔の岡本のことを知らねーんだけどよ、きっと岡本も同じようなことを先輩にされてきたんだろ。それをカラダで教えようとしたんだろうな、カラダでさ、このカラダでよ。」と、踵で強めにグリグリとし出した。そして、足の指で、もはやはっきりと硬直して形が浮き出ているモノを挟んでなぞった。「恥って何だろな、恥ってよ。」と、股間をガンガンと踏みしだく。そして、その何度目かで快楽の絶頂と共にビキニがぐっちょり濡れて、その獣のような薫りが辺りに漂っていった。
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2018年09月05日
一石二鳥のアルバイト(7)
「あぁぁぁ!」手で股間を押さえてもんどりを打っている浩輔を尻目に、話を続けた。「でさぁ、痛えだろ、痛えだろ、分かるだろ、俺の痛さ。玉をやられたときの痛みもそうだけどよぉ、実際はな、痛さじゃねぇんだよ、男の象徴を踏みにじられる屈辱というかさ、ずっとずっと大事に大事に守ってきたものが踏みにじられたっていう感じがさ、たまんねえだろ?」そう言いつつ、剥き出しになった高志の股間は、さっきまで夕方の朝顔のようにしょんぼりしていたものが打って変わって、赤銅色に染まり、硬くそそり立っていた。浩輔は、股間へのかかと落としの衝撃がなかなか取れずに七転八倒していた。あまりにも痛すぎて、声も出ないくらいだった。
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2018年09月02日
一石二鳥のアルバイト(6)
「ちょっとさぁ、違うよなぁ。」頭をボリボリ書きながら、甲高い声を張り上げている。フケが窓から差し込む太陽光に照らされて、ダイヤモンドのかけらのようにキラキラと輝いて落ちていく。そして、首筋や脇腹を掻き出し、あっという間にミミズ腫れになっていった。「ちょっと、寝ろや。」肩甲骨のあたりも体毛でうっすら覆われていて、最早血がうっすら滲むほど引っ掻いている。浩輔は言われたとおりに仰向けに寝た。「足開けよ、足!言われなくてもちゃんとしろや!」頭では分かっているが、どうしても無防備で晒したくはない箇所だけに臆してしまう。もちろん、ビキニパンツの中身も、鍛え抜かれたカラダとは正反対の行動を取って縮こまっている。「岡本もさぁ、弱いくせにさぁ、すっげえ弱いのよ?あいつが試合で勝ったの、見たことねーんだよ。そいつがさぁ、恥かかされたっつってさぁ、後で呼び出されてよぉ、こうやって足を掴んでよぉ。」と踝辺りを掴むと、かかとを垂直に股間目がけて振り下ろした。
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2018年09月01日
一石二鳥のアルバイト(5)
「でさぁ、恥をかかされたってんだぜ?俺が避けたからうまく大外刈りができなかったっつーんで。大外なんか誰だってできるじゃねーかな。できない奴なんてまず、いないだろ。な?」といいつつ、手を頭の上で交差させていることを確認してから、俺から数歩後ずさっていく。で、右手で軽く横に仰ぐような動作をする。そっか、内股気味になっているから開けって言ってるのか。深呼吸をして心を落ち着かせようとするが、鼓動はどうしても速く落ち着かなくなっている。そして、軽く助走をつけてこっちに向かってくると思いっきり金的目がけて膝蹴りをしてきた。一部始終を見ていたので、思わず反射的に腰を引いてしまった。高志は思いっきり膝を振り上げたものの、空振りした反動で重心が不安定になり、そのまま無様に後ろ向きに倒れ込んだ。その有様を見て、浩輔は失笑してしまった。すると、高志は顔を真っ赤にして激高しだした。
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