「随分と感じやすいんだな。」
「あっ。」
急に乳首の辺りをつままれて、耕太郎は一段と高い声をあげた。自分でも不思議だった。耕太郎は普段のセックスで、カラダを触られても特段何とも思わなかったからだ。カラダが感じるということに慣れていなかったから、自分でも思わず声を上げてしまうことが恥ずかしかった。
制服から熱気とともに、馥郁とした、汗交じりの香りが立ち昇った。
耕太郎の筋張った首筋からうなじへと舌を這わせる。お互いの鼓動が共鳴しあってリズムを奏でる。段々荒く、激しく、アグレッシブなリズムへと変わっていく。
「んんっ。」
耕太郎は、達彦がほんの少しだけだったが、ためらいがちの吐息を吐き出したのを見逃さなかった。
「はっ、んぐっ。。」
耕太郎の指先がほんの少し、達彦の胸の先に触れただけだ。耕太郎は薄笑いを浮かべて、達彦のシャツのボタンを外しにかかった。
「なんだ、そっちの方が感じてんじゃん。」
薄地のシャツを片手でまくり上げた。
ベルトの上から、浅黒く、そしてくっきりと割れた腹筋が現れた。耕太郎ははっとして唾をごくりと飲み込み、2,3秒間、じっとベルトの下に隠れた臍へとつながっている縦にえぐれた窪みを見つめた。
そして、ゆっくりと右手でシャツを上へとまくっていった。とことんまで鍛え上げられ、深く刻まれた腹筋の一つ一つが徐々に現れた。シャツはじっとりと汗を吸い込んで湿っていたが、体から湧き上がってくる、熱のこもった蒸気が耕太郎の顔面に押し寄せてきた。それは何ともいいようのない、優しく包み込むような香りだった。
シャツをみぞおちあたりまでめくると、達彦の腹筋がヒクヒクと痙攣している様子が見えた。
舌でそっと達彦の乳首を転がした。
達彦は、恥ずかしさを秘めた目で、耕太郎を見つめていた。

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