2018年09月27日
耐えてみろ!(22)
2週間くらい経ち、風呂掃除当番だった慎吾は、せっせとブラシで床を擦っていた。慎吾は生来がキレイ好きであったので、こうした作業は嫌いではなかった。また、集団生活の中で一人になれる時間と言うのは貴重で、たとえそれが掃除であっても、リラックスできた。すると、ガラスの引き戸がガラガラと開いて、恭太が入ってきた。「何?」「この前はありがとうございました。言ってくれたおかげで、それからいろんな用を頼まれることがなくなって、本当に・・だから、代わります。」「いや、いいよ。それに、敬語止めようぜ。同じ学年じゃん。」「いや、でも、代わるから。」「いいよいいよ、それしたらまた同じじゃん。」「いや、でも・・。」「本当に気持ちだけで大丈夫だから。」「いや、じゃあせめてこれで。」と言うと同時に、前に回ってしゃがみ込むと、慎吾のジャージを半分ずり下ろして、露わになったモノをさっと口に含んだ。
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toppoi01 at 08:30│Comments(0)│耐えてみろ!Ⅶ