2018年06月17日
ゴーグルマン(8)
顔は、まあゴーグルをつけるとちょっとキリっとして見えるかな。どちらかというと不細工の方に入るので、ゴーグルつけると、もしかしてゴーグル取ったらイケメンなんじゃないかと見ている人に期待を持たせる役割もある。腕を上げてもなお腹筋がボコボコと浮き上がっている。個人的には腕を上げた状態の腹筋が一番好きだ。何か無抵抗な状態で腹を晒しているという、なにをされてもいいというような無防備な状態、そしてどこからでも来てもいいよという全て受け入れオールオーケーのような来るもの拒まずのスタンスが興奮させる。また、三上は必ずと言っていいほど腕を挙げさせて腋毛の程度をチェックする。基本的に体毛は好きではなかったが、腋毛に関していえばフェチともいえるほど執心していた。必ず触って臭いを嗅ぎ、そして鼻の頭でその毛の硬さをチェックした。腋毛というのは多くても少なくても良くない。普段は隠れているけれどもいざというときにこんもり黒々とした姿を表すからいいのだというのが持論だった。亘行の腋毛はその点では三上の嗜好に適っていた。太い腋毛が縮れてコンパクトに腋に収まっている。そして、程よい湿り気から若干仄かな香りが漂ってきた。
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toppoi01 at 08:30│Comments(0)│ゴーグルマンⅢ