2018年06月16日

ゴーグルマン(7)

「こんにちは。」
「こんにちは。」
やはり最初はこの前会った時と同じ、イヤイヤ来たような感じだ。ただ、前に金を渡したとき、言い値より2万円上積みしたのが良かったのか、交渉はスムーズだった。
ソファに座らせて、最近はまっていることとか、昨日の夜は何をしていたとか、土日は何をして過ごしているとか、たわいもない話をする。もうこの時点でカメラは回っているからか、表情はまだ固く、話のやりとりもぶっきらぼうで続かない。ただ、トレーニングの話になると乗ってきたのか、聞いてもいないことまで勝手にしゃべり出す。それはそれで専門的な話になりすぎて使えそうもない。ゴーグルを渡しつけてもらいながら、
「胸、前よりも厚くなった?」
「はい。」
「ちょっと脱いで見せて。」
というと、おもむろに着ていたTシャツを自分でさっとためらいもなく脱いだ。正直、前とどの辺が変わったのか分からないが、既に胸の谷間がうっすら汗ばんでいて、胸の筋肉をちょっとひくつかせている。
「すごいね、胸」
思わず触ってしまった。どっちかというと恒行のペースになっていた。筋肉の上に皮膚がうっすらと乗っているというのが正しい表現かもしれない。一見柔らかそうに見えるけれど、ちょっと触れただけでもうすぐ下が筋肉だ。かなり根気よく鍛え上げられた大胸筋とその下にくっきりと割れた腹筋の間には明らかな断絶があり、その境界は歴然としていて、指2本分はあろうかという厚みを誇っている。三上の喉仏は唾をごくりと飲んだために振動し、息遣いが荒くなってきた。撮影でなければ、こんなやり取りをスキップしてとっととねじ込んでいるところだ。その断崖の上に乗っている淡いピンク色の乳首をさっと触れると、もう敏感になっているのか、軽くカラダをビクつかせた。
「ちょっと腕を上げてみて。」
「こうっすか?」
と、腕を上げて手を頭の後ろに回す。腋毛は標準より若干薄めだが、剃っていなくてホッとした。髪はハードジェルできっかりと固めている。その辺が学生っぽくないなと思ったが、歯についたタバコのヤニとか、異常に鍛え上げられた筋肉をまじまじ見ると、制服系でもイケるかなとも思っていた。腋毛を触ってみると、見た目よりもゴワゴワして固かった。

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toppoi01 at 07:30│Comments(0)ゴーグルマンⅢ 

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