2018年02月03日

デリバリー(9)

「あっ。」 達彦は、電気でも走ったような刺激でカラダをビクつかせた。指がそのポイントを探り当て、そして感度の高い部分を刺激した。 「ああっ。」 「どうした?」 達彦がにやついた顔を浮かべて言う。指からは、トクトクと小さな鼓動が伝わってくる。指を小刻みに振動させると、耕太郎のカラダもそれに応えて大きく震える。こんなゴツいガタイからは想像もできないくらいの感度の良さだ。上も下も、達彦によって塞がれている。そして、優しくしかし時に凶暴になって耕太郎の中でくねる。耕太郎は自分が浜に今さっき打ち上げられた魚のように、右に左にカラダをくねらせてその快感に浸った。 「ああっ。」 耕太郎が2本目の指を入れた。そして、その部分へと行きつくと、バタ足をするかのように小刻みにそのスポットをなぞった。耕太郎はギュッと達彦のカラダを引き寄せた。息が止まるほど強く抱きしめ、小刻みに震えている。2本の指がキュッと締め付けられる。 「入れていい?」 耕太郎の耳元で囁くように言われた。改めて握ってみると、達彦のそれは、それ以上硬い状態はないのではないかというくらい硬く、そして溶鉱炉の鉄のように熱くなって次の指令をジッと根気強く待っていた。耕太郎の方も受け入れ態勢はできていて、後は耕太郎の意思表示だけだった。こんなに熱くて硬いものを入れられたら、俺はどうなってしまうのだろうかという不安があった。しかし、耕太郎のカラダは既に達彦の前に無抵抗に曝け出され、そして一緒につながってみたい、一緒の体温を共有したいというもう一方の自分がいて、最後の砦も空前の灯であった。 「優しく、優しくしてください。」 こんなゴツいカラダをしているくせに優しくはないだろうと達彦は思ったが、そんな耕太郎を可愛らしいと思った。たっぷりとローションを塗り込んだ。その間も、ずっとキスは交わしていて、どちらも湿潤で抗うことなく従順に受け入れていた。
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toppoi01 at 08:00│Comments(0)デリバリー 

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