2017年12月09日

スプラッシュ(9)

「キャー。」さっきまで手で顔を覆っていた目の細い女が叫んだ。何事かと思うと「変態!!!」とまた叫んで後ずさりしている。見ると、浩輔のイチモツは先の方が赤銅色になって硬直し、ビクついていた。「うわー、本物じゃん。」「蹴られて興奮するってマジか?」さっきのデブ女も明らかに嫌悪の表情を浮かべてこちらを見ている。「おい、これ、シコれよ。」「えー、無理っす。」「やれよ、時間ないんだからよ。」金髪の男は病的に青白い顔で、いかにも嫌そうに浩輔の硬くなったモノを握ったが、すぐに手を放した。「チョーヌルヌルしてる、無理っす。」すると、口髭が荒々しくそれを握ると、機械的に扱きだした。「オッ、オッ」ゴツゴツとして乾いた手、そして外でギャラリーありといういつもと違う光景、「やだぁ、やだぁ」と喚いているデブ女、少女のように手を口元にやって忌まわしそうに見ている金髪、もういいとでもいうように後ろ向きで座り込む髪の長い女、そしてただイカせるところを見せるためにひたすら人のモノを扱く口髭男、「オーッ、オーッ」「いやぁ、いやぁ。」そして青く透き通った空に向かって勢いよく水しぶきが飛んでいった。それは今までで一番飛距離があったのではないかと思われるくらい美しい放物線を描き、太陽の光に照らされてダイヤモンド型の光を放ちながら重力に抗うことなく落ちていった。「ギャー、ギャー。」デブ女に白濁して粘着質の水しぶきが次から次へと怒濤のようにかかり、鶏を絞め殺す直前の断末魔のようなけたたましく、そして刹那的な声が辺り一面に響いた。皆、その凄まじい光景を見て、為す術もなくただ突っ立っていた。そして、浩輔は浩輔で無意識に涎を垂らし、恍惚に浸って突っ立っていた。用の済んだイチモツは粘っこい液を垂らしながら、また元のサイズへと縮みこまっていった。

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toppoi01 at 08:00│Comments(0)スプラッシュ 

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