大振りでガンガン顔に右、左、右、左と連打していく。唇からか出血して胸と床は真っ赤な血の色が徐々についていき、顔も元の顔がどうだったか思い出せないほど、原形をとどめずどんどん赤黒く腫れていく。時間制限もないし、セコンドがいないからタオルも投げられない。倒れていないからタップもできないし、ダウンもできない。二人相手はこのシステム、想定外なのではないか?何か因縁でもあったとしか思えないこの光景、相当打ち疲れて動きも緩慢になってきた。相手も目が腫れて開かないのではないだろうか?顔は鬱血し、鼻よりも目や唇の方が突き出ている。これで最後と言わんばかりに金的に痛恨の蹴りを喰らわせた。もう化け物のように血まみれで腫れあがったその男は、とどめの金的で膝から崩れ落ち、床に跪いて、ゆっくりと頭から倒れこんだ。タップする気力もないのか、ダウンの10秒を以てその凄惨で一方的な試合は終わりを告げた。

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