汗で大理石のように筋肉の一つ一つが光り輝いて見える。股間に与えられた打撃に抗うかのように、その筋肉の一つ一つが万華鏡のような蠢きを見せる。それを見ながら、智哉は、野生のバナナのようにしなって固くなったものに透明な液体を塗りたくり、弘一の両足を持ち上げて拡げ、入るべきところへと滑り込ませた。二人は一つになり、静寂の中を互いの吐息だけが響き、メトロノームのような規則正しいリズムで、しかしときに激しくそのずっと奥にある何かを探究するが如く、ときに優しくシロップのような甘いけれどしつこくもない感じで互いの熱を交換し合った。それぞれ別々の動きをしていた筋肉の一つ一つが、統制力を持って均整の取れた芸術作品として融合していった。そして、荒々しい鼓動でお互いが包まれ、全身が紅潮し刻むリズムの間隔が短くなり、咆哮と共に熱情を迸らせた。また二人の個性に分かれ、甘い口付けでその別れを惜しんだ。

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